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改善紹介
2024年11月26日

3Dプリンターを導入しました

当社ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。
今回は あたらしく導入した設備 3Dプリンターをご紹介したいと思います!🖨
ばねメーカーで3Dプリンターを購入する会社はおそらく他にいないんじゃないでしょうか?


左から3Dプリンター、アルコール洗浄機、乾燥機と並んでおります。
液体状の樹脂素材をCADでモデリングした3Dデータの形状に成形します。
金属ほどの硬度はありませんが、発想次第ではいろいろ便利なものを製作できそうです。
3DのCADについては後述しますので、最後まで本記事をご覧いただければ幸いです。


ご家庭にあるプリンターと同じように
パソコンから印刷を指示したり進捗を確認したりすることが出来ます💻


下から上にミルフィーユみたいに一層ずつ積みあがっていきます。
一層の厚さは最小 25μm(0.025mm)まで設定することができます✨


製品のプリントが完了したら 洗浄→乾燥を行います。
3Dデータを送信してから 製品完了までおよそ半日程度で完成となります。


乾燥工程では「二次硬化」という処理を行っております。
ばね製作でいうところのテンパー処理みたいな感じでしょうか。


製品の底からひげのようなものが伸びておりますが、これは最終的に除去します。
プラモデルのパーツをバラすときの作業のような感じですね。
金属を切削するよりも、3Dプリンターで製作する方がコストを抑えられる場合もあり、
数回使用する簡易ツールの製作には向いていそうです。

3次元CADも今後活用していきます


汎用性の高い3次元CADソフトである「SOLID WORKS」を導入しました。
これまでは2次元図面で主に仕事をしており、"STEP"や"IGES"といった
お客様からいただく3次元図面ファイルの読み取りに苦労していましたが、
今後はなるべくそのデータを活用できるように頑張りたいと思います。


学生時代に「SOLID WORKS」を勉強していたという 入社2年目の社員。
導入後 講習や練習を経て、実際に葵スプリング現場で活用する方法を考えています。
3Dプリンターがあっても 3Dデータがなければ何も製作できませんので、
日々 スキルの向上に取り組んでおります。


各パーツのデータ(ボルトや嵌合するパーツ)のアッセンブリ図を作り、
実際にボルトを締める動作や、それに連動する相手物の挙動を確認できます。
まだまだトライ段階ですが、「作ってみないと分からない」という製品を、
設計段階で事前に試したりもできるかもしれません。


葵スプリングではバスバーの製作や3Dプリンターの導入など、
新しいことに日々チャレンジしております!
今後とも 「心弾む未来の創造」に向け頑張っていきたいと思います。

<<今回もブログをご覧いただき ありがとうございました!>>

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