【採用】若手社員による社内改善の取り組みをご紹介
いつも葵スプリングのブログをご覧いただきありがとうございます。
2023年から新卒採用を開始しておりますが、今回は採用関連の情報発信となります!
学生さんが会社見学でお越しいただいた時に会社案内をさせていただいておりますが、
「新入社員の柔軟なアイデアを積極的に取り入れる」という社風のお話しております。
今回は20代の若手社員が提案した「社内改善」の実際の事例を一部ご紹介いたします。
製造現場の改善提案例
【事例① 製作したツールに番号を刻印し、一覧表にて管理した】
線ばねの製造では、「加工する材料サイズ(線径)」と「お客様の希望する曲げR寸法」の組み合わせで、
それぞれ専用の曲げツールを製作することが多いですが、見た目では区別がつきにくいです。
その多数ある曲げツールの管理を、ツール番号刻印とExcel表で効率化しました。
主なメリットは下記になります
① 各ツールの保管場所をより明確化できる
② 製造者が番号でツールの仕様を判断できるため、ツールを探す手間を削減できる
③ 過去に製作したツールを重複して製作してしまう可能性を0にできる
【事例② ツールの設計図を一覧表で管理するようにした】
図の青枠部分がCADファイルへのリンクとなっております。
「誰が」「いつ」「どのような仕様で」を管理しています。
先程の曲げツールと比べて、やや複雑な形状のツールの管理に使用しています。
【担当者:入社2年目 S・Kさん】
「自分がやりやすいように・・・」と考えた案が採用され、社内で展開されました。
改善提案を出して直ぐに実行され、反映されるというスピード感があります。
若手の意見を積極的に取り入れる風通しのよさは葵スプリングの魅力だと感じています。
営業部での改善提案例
【事例③ 営業ツールのフォーマットを改善し、業務効率化を図った】
マクロ(Excel VBA)で入力を統一化し、新規顧客情報をデータベース化した。
これまでは新規顧客の登録は印刷→各部署回覧(押印)→紙保管となっていたが、
一覧表から誰でもデータを確認することが出来て、回覧・印刷などの作業が削減されました。
【事例④ 会社で使用するパワーポイントのデザインを一新した】
葵スプリングは来年の70周年に向けて「リ・ブランディング」に力を入れています。
その中で「お客様に自社を紹介する資料をもっと新しく・カッコよくしたい!」と考え、
これまでのシンプルなデザインから一転してスタイリッシュなスライドを作りました。
【担当者:入社5年目 A・Kさん】
マクロのときは「(エラーなどで)あかんくなっても問題ないから」と背中を押してもらいました。
また、パワポの新デザインは「時がきたら出そう」ぐらいに考えて趣味で作っていたのですが、
会社案内で使用する1日前に社長に提案して、即採用いただいたことは印象深いです。
若手社員にとって 改善提案 は勇気のいるチャレンジングな取り組みではありますが、
社長・先輩社員が前向きに検討して、良い提案であれば柔軟に取り入れる社風だと感じています。
社長コメント
会社で長年仕事をしていると、現状が当たり前のやり方(最善のやり方)と思い込み、定着してしまいます。
当たり前になったやり方を見直す場合、本当にそれが必要かどうか考えても、
「めんどくさい。日常業務が忙しい。やって失敗したらどうしよう。」とやならい理由を考えて、
現状維持してしまうケースが多いです。
若手新入社員に限らず、中途でも新たに入社された方、つまり、最近まで外部にいた方に、
「フレッシュな目線」かつ「異なる様々な角度」から葵スプリングの仕事のやり方を見てもらって、
改善提案を出して欲しいと考えております。
だから、少しでも良い提案があれば受け入れてやってみます。
取り入れて失敗したら改善します。
それでも効果がなければ時にはやめます。
「新しいことにチャレンジすること」
「新しいやり方に変えることを受け入れること」
「ちょっと失敗しても改善する努力をすること。まわりの協力を求めること」
「時にはあきらめてやめること」
とても大事だと考えております。
そんなことを言い続けていると、社内で提案がでて改善されていきます。
驚くような提案から些細な提案が出ますが、経営に大きな影響がでない場合を除き、
いったん話を聞いて受入れます。必要であればお金も出します。
内容が良かれば、思いっきり褒めます。
年4回行っている全社員対象の会議で、良い事例は画像をとって褒めます。
良い提案で会社が少しでも良化したことは当然ですが、提案してくれた社員の成長を感じることができ、
私がとても嬉しい気持ちになり、私自身も頑張る気持ちになれます。
提案しやすい職場環境づくりって、経営者の大事な仕事のひとつだと思います。
このブログに少しでも共感してくれて、興味がある方はいつでも会社見学に来てください。
最後までお読みいただきありがとうございました。