重機メーカー様向けの引張コイルばねのご紹介です。

相手物の影響によりバネを使用される環境が非常に複雑になっており、お客様の要望を満たすために葵スプリングが所有するワイヤーフォーミングマシンを使用して自動生産を実現させました。

コイル部も樽型形状になっており、最小部の中心径もφ7.0㎜でD/ⅾも3.1でありますが、生産上問題ありません。

なかなかこのバネを生産してくれるバネメーカーが見つからず苦労されたようで、見積書を提出したときから大丈夫かな？と心配されていたようです。

この引張コイルばねを納品したときにとても喜んでいただきました。

相手物の形状を変更してバネの形状を簡単にすることもできますが、相手物の変更には金型の修正費用と修正時間がかかります。

バネのスペックは最後に決まって苦労することは、我々バネメーカーの宿命です。

これからもバネづくりにおいてお客様に貢献できるよう頑張りますので、お気軽にお問合せください。