葵スプリングは、基本的に受注生産。お客様の要望に合わせて、バネを作っていきます。一つとして同じものがない。そこがものづくりの面白さですね。
技術面でいうと、線を加工して曲げていくのに専用の道具が必要になってくるんですよ。そういうところから自分たちで考えてやっていくんですが、思い通りに曲げるのが難しい。
お客様の要望を伝えて、つい無茶振りみたいになることがあるんですけど…。
できないときは素直にできませんって言う!
いやいや、いつも何度も試して、作り直してくれてるやん!
まぁそうですね。とにかくカタチにしないといけないので。お客様のご要望や依頼内容に合った部品を作るのが仕事なんですが、無理難題を言われるんですよ。
だから前もってこういう部品が必要になるんじゃないか、と考えて作っておいたりもします。
その部品を使用して作られた製品が、お客様に喜んでもらえたと聞くと、やりがいを感じます。
依頼すると自主的に作ってくれて、それで「ありがとう」って言われると嬉しいよね。
それは製造も同じですね。バネが好きって人はいないので(笑)。機械を触るのが好きで、あとは自分との戦い。
図面を持ってこられたときに、できなかったら悔しいんですよ。自分がどこまでできるかはわからないけど、なんとかやったろ!って気になります。
同じ部署の方ですが、発想力、期待に応えようとする姿勢、カタチにする能力のスゴい方がいます!
順番通りに加工するのではなくて、発想を切り替えて、作業順を変えると一発で加工できたりすることもあって、それを考え出すのがスゴい!
同じ人かな?年下だけど、若くてチャレンジしてカタチにすることができる人で…スゴいなって思います。
最初は難しいかな、と思っていても、みんな最終的にカタチにしてくれます!
いろいろチャレンジしてくれて、その結果、受注できたときは本当に嬉しい!
ものづくりの楽しさって、そんな達成感だと思います。
葵スプリングはものづくり=バネづくりじゃなくて、世にこれから出ていく製品の、開発の段階から関われることも醍醐味の一つだと思いますね。
それぞれの部署で、一つ一つの積み重ねがレベルアップになっているんだと感じますね。