■製造方法

設備メーカー様のご依頼でねじりコイルばねの試作依頼を受けた案件です。

ねじりコイルばねは本来アームがつくものですが、このねじりコイルばねにはアームがありません。

その代わりにコイル部に引張バネのフックをつけて、そこをとめる形状となっております。

▼フック形状部拡大

コイルからアームを出せないので、コイリングをする前に先にフック形状をつくり、その上からコイリングしている形状となっております。

 

▼この製品の形状を説明すると下記の画像となります。

一番左の形状を先につくり、フックをつくっておきます。

次にその上からコイリングしていきます。

真ん中の画像のように、その上からさらにコイリングを行います。

最後にフックをつけます。（一番右の画像）

引張コイルばねのように見えますが、ねじりコイルばねとなっております。

葵スプリングのワイヤーフォーミングマシンをつかって、自動生産をしております。

お客様のご要望に応える形を設計し、自動生産を行います。

ねじりコイルばねの案件がございましたら、お気軽にお問合せください。

 

▼ねじりコイルばねについて

https://www.aoi-spring.co.jp/product/twist/

▼ねじりコイルばねの計算・設計について

https://www.aoi-spring.co.jp/technology/twist/