■製造方法

線材曲げ加工 自動車 ステンレス　～製作実績のご紹介～

▲立体的な曲げが多い線加工品

ぱっと見はシンプルに見えますが、よく見てみると

「脚が斜めに３次元的に伸びている」「R曲げ⇨R曲げ」という特徴があります

ワイヤーフォーミングマシンによる機械加工では、このような加工は難易度が高く

通常の曲げツールで曲げることができません。

▲R曲げ⇨R曲げ箇所（立体的なR加工）

表現が難しいのですが、１つの平面で見た時にRに曲がっている部分を、

別の平面から見た時にもRに曲がっているような状態になっています。

葵スプリングでは、本品加工専用の金型を現場で設計・製作して

ワイヤーフォーミングマシンに取り付け、一発自動機加工で実現させました。

▲３次元的に斜めに脚が伸びている部分

部品はもちろん図面があり、その寸法を目指して製作されております。

本品は３次元的な曲げ加工箇所が多いのですが、このような部品の加工は

「１つ１つの曲げ角度の小さな違いが、全体の寸法の大きなバラつきとなって生じる」という

特徴があり、寸法精度をしっかりと確保するのがとても難しい商品なのです。

 

葵スプリングでは、複雑で手修正を行いたいような部品の加工でも、

量産を視野に入れた「自動機加工：オートメーションの追求」を通じて、

量産品の「短納期化」「コストダウン」を目標に取り組んでおります。

 

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